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| 私、宮川重雄が、柔道整復師として、また一個人として思う事、感じた事をつれづれなるままに書き綴ってみたいと思います。お暇な時にでもご一読いただければ幸いです。 |
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大織冠 (2006.11.09) |
ちなみに、大織冠のレプリカ。周囲に金糸で刺繍が施されている。 |
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痛みと炎症 について (2006.11.05) |
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「痛みを起こす物質は、炎症も起こす」このことは疾病や損傷部を治す上において重要なことであり、腫脹や発熱と同じように、疼痛もまた随伴症状として経過の目安になっていた。 つまり異常部分を早く正常に戻すことによって、だまっていても痛みはとれるとして、痛みに対する姿勢や研究が遅れたことは事実であろう。 しかしそれ以上に目に見えない痛覚の神秘的な複雑さは、ぐちゃぐちゃにもつれた糸が、団子になって、更に幾重にも絡み合ったような摂理にも似た痛みのからくりを、解きほぐす難しさが本音であろう。 ともあれ、時代とともに疾病構造も変わった。 痛みに対する感受性も、忍耐力も、打ち消す自己暗示力も、現代人らしく変容するなかで、痛みを主訴とする患者さんは、むしろ増加しているのが現状であろう。 「だまって座ればピタリと当たる」とか、「まとめて万事お任せください」では、患者さんは納得しないのである。 現代人はただ堪えて、待ってはいられないのである。 痛みを起こす物質は、炎症も起こすということは、痛みを治すことによって、異常部分は正常に戻るという論理と相俟って、対する医療構造も変わってきたし、むしろ、もっと早くに、激しく変わるべきであったと思う。勿論「だまっていても痛みはとれる」という原因療法は云うまでもなく重要であるが、並行して「痛みを治す」という対症療法の研究や方法も多彩となり、専門機関の増加をみるのも時代的にうなずけられるのである。 昔々、学生時代に、感覚器系の一部「触覚、痛覚、温覚、冷覚の皮膚感覚と、その深部にある筋覚は、神経末端で感受された刺激は、知覚神経により脊髄に入り、大脳の知覚中枢に達する」とか「筋を興奮させる刺激としては、機械的刺激、電気的刺激、温熱的刺激、化学的刺激等がある。 〜〜筋は直接これを刺激しなくても、筋の分布する神経を刺激すれば同様の効果をきたす」などなど、極めて初歩的ではあるが重要なことの数々を教わったことを懐かしく想い出すのである。 さて、問題の痛覚であるが、痛覚の受容器としての特殊な構造は見当たらないという。体内にブラジキニンという化学物質が微量に含まれていて、発汗と末梢の微細血管の調節作用を司っている。 組織への物理的、機械的、侵害刺激はもとより、自律神経のアンバランス等、何か異常が起こり、或いは病態となると、このブラジキニンなる物質が局所へ集積し、神経終末が刺激され、脊髄後根を介して大脳皮質に至り、痛みとして感じるそうである。 私には分からない深いところの知識であって、昔読んだ「痛みと人間」(清原迪夫著)を記憶しているから引用させてもらった。 そして、すでに世の多くのみなさまもご存じのとおり、やや決定的ともいえるゲ−ト・コントロ−ル説がサイエンスから発表されて久しい。 |
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「ホームページ開設にあたって」 (2006.09.23) |
みなさまには、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は、格別なるご指導とご厚情を賜り、衷心より感謝申し上げます。 さて、ことわざに「命あっての物種」或いは「命に換える宝なし」とあります。たった一つの貴いお体ですから、なんといっても「元気が一番」でありますが、《元気》というのは、空気のように見えなくて、明日の天気のように当てにならないことでございましょう。 また「無病息災」は万人の願いですが、「一病息災」という俗語もございますように、一病を持ち合わせることで食事や生活習慣の改善などに留意していただき、一病と上手に付き合うことによって、お天気は曇りでも、かえって長持ちできるということになろうかと存じます。《公助も互助も素直に必要ですが、たった一つの貴いお体ですもの、先ずは自助努力が肝心》ということになりましょう。………癒しには、ご自分をとりもどすための、ほんの少しのゆとりと心がけが肝要かと存じます。 あえて、もう一度申します。一回こっきりの命、たった一つの貴いお体ですから当然、医療機関も治す方法のメニュ−も患者さまに選択の自由と権利があるといえましょう。 つきましては、医療機関に任せきりでなく、患者さまも積極的に医療に参画し、ますます信頼の絆を深め、どうしても共同体制が必要となりましょう。 閉じるに当たり、痛みの癒しについて、私なりに模索しながら精一杯に励んでいるところでございます。どうぞ、ご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、あいさつに代えさせていただきます。 |
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